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   研究者時代のわたし

研究者時代の仕事の内容
東大では 吉田忠雄教授(現在、東大名誉教授)の指導のもと、卒論、修士論文、博士論文と、一貫して、化学薬品の発火・爆発の危険性の評価について研究していました。
たとえば、地震の際に棚から落ちた薬品どうしが混ざって発火したりすることがあります。また、貯蔵中に自然発火する物質もあります。
そういった危険性をコンピュータ(当時は大型計算機)を使って予測する手法や実験的な評価方法の開発などをしていました。
当時の研究論文は、工業火薬協会、安全工学協会、日本火災学会などの機関誌に掲載されました。
Googleで「大内博史」を検索すると、「災害の研究」,、「日本火災学会論文集」に掲載された論文が見つかりました。

<論文一覧>
新日鉄では 11年間、鋼材(主に厚板)の腐食疲労(corrosion fatigue)、応力腐食割れ(stress corrosion cracking)などの環境助長破壊についての研究をしていました。対象の環境は、海水、原油、硫化水素含有アミン溶液、高圧水素など。チタン合金などについても研究しました。
社内では、研究者個人に与えられる「CREATE 1」という賞を2回いただきました。
当時の研究論文は、日本鉄鋼協会、腐食防食協会、などの機関誌に掲載されました。
Googleで「大内博史」を検索すると、当時参加していた日本造船研究協会の研究報告が見つかりました。
なんどか海外出張して、国際会議で研究発表をし(もちろん英語で)、そのあと数多くの研究所や大学を(大抵ひとりで)訪問して向こうの研究者と交流しました。
今じゃ、英会話能力はすっかりさびれてしまいましたが。

<論文一覧>